ご挨拶

私たちが生活している都会はとても便利なのですが、その反面、多くの不快な音や揺れで溢れかえっています。このような都会の喧騒の中にあって、静穏な生活空間を実現するためには、音や揺れが伝わらない様に、騒音・振動の発生源を周囲から切り離すことが効果的です。そして、これらの技術は、普段気が付かないところにひっそりと存在しているのです。ヤクモ株式会社は、この分野でのパイオニアとして、半世紀以上にわたって独自の技術により、様々な防音・防振装置を開発してきました。その実例をいくつかご紹介します。

まずは、私たちの生活に不可欠な、鉄道や道路・上下水道などの建設プロジェクトの現場で用いられている防音ハウスです。当社の遮音性の高い防音パネルですっぽりと現場を覆うことにより、工事によって発生する騒音レベルを大幅に低減できます。これにより、周辺住民を悩ます騒音を大幅に低減するとともに、昼夜連続での工事を可能とします。

次に、都市再生によって生み出される複合公共空間における音・振動対策です。居住空間やビジネス空間、あるいはエンタテイメントやスポーツ施設などのコミュニティ空間では、要求される環境騒音・振動レベルが各々異なっています。当社の製品を用いて、隣接するそれぞれの空間をお互いに干渉しないよう、分離することにより、コンサートホール・劇場・ジムなどの様々な施設を複合化でき、より豊かなライフスタイルが実現できます。

最後に、安心や安全にかかわる振動制御技術です。高層ビルやタワーが台風や地震などの自然現象により大きく揺れると、不安な気分にさせられます。さらに、大地震が起これば、コンピューター機器や美術品などに大きな損害が発生してしまいます。当社の振動を抑制する装置は、これらの揺れを大幅に低減させることで、人々の不安を取り除き、生命や財産の安全を確保します。

今後も、更なる都市の活性化に伴い、様々な騒音や振動の問題が発生することが予想されます。当社は、防音・防振エンジニアリングを通じて、「人に優しい」快適な生活空間づくりに貢献していきたいと考えております。

皆様のより一層のご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役 舟木 英之の画像 ヤクモ株式会社
代表取締役社長 舟木 英之

SDGs(持続可能な開発目標)に対するヤクモの貢献について

免震・制振分野の制御技術に関してご指導いただいています東京農工大学大学院の田川泰敬教授と、ヤクモの将来について対談いたしました。


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