製品名
（新型）サーバーウテナ
型番
SURシリーズ
SUR-0609,SUR-0610,SUR-0611,SUR-0612
SUR-0709,SUR-0710,SUR-0711,SUR-0712
SUZシリーズ
SUZ-0609,SUZ-0610,SUZ-0611,SUZ-0612
SUZ-0709,SUZ-0710,SUZ-0711,SUZ-0712
地震時に、サーバーラックの転倒を防ぐための装置であり、同時にデータ保護のためにラックに加わる加速度を低減させる役割を果たします。
弊社サーバーウテナSUM,SULの改良版で、設置面積の省スペース化と耐荷重がアップしています。
製品概要
特長
- メンテナンスフリーですので、設置後のランニングコストはかかりません。
- 円弧レールによるセンタリング機能（復元力）により、大地震後の頻繁な地震にも対応します。
- SUR シリーズはストローク250mmの 【直置きタイプ】です。サーバーウテナのゴムラバー面にサーバーラックを置くだけです。
- SUZ シリーズはストローク250mmの 【固定タイプ】です。サーバーウテナとサーバーラックをボルト固定し、免震性能を超える想定外の地震であってもサーバー転倒のリスクを低減させます。
- 免震効果 神戸波『818gal』→『200gal』に低減
1995年の兵庫県南部地震（阪神淡路大震災）に対する振動試験結果を示します。
地震加速度と免震装置上の加速度軌跡
サーバーウテナ水平変位
（a） JMA神戸波加速度
（b）JMA神戸波変位
従来品からの改良点
・ラックサイズに同じ大きさに揃えました。
ラックと免震装置が同じ大きさなので省スペースで設置ができます。
・連結しても余分なスペースが出ません。
複数台のラックを連結しても余分なスペースが出ないので省スペース化に成功。
・耐荷重が増えました。
従来品に比べ、高荷重のサーバーを積載することができます。1台タイプは1.2倍,2台のサーバーを免震
する場合は、従来品と比べの約2倍の積載荷重になります。（従来品2台置きタイプ1台と新型2台で、
価格は変わりません。）
映像資料（YouTubeを利用）
サーバーウテナ『SUZ/SUR』免震性能試験
100％の神戸波で揺らした際の映像です。
地震は動電式大型3軸同時耐震試験装置（エア・ウォーター防災株式会社様 協力）にて再現しました。
構造と仕様
- 上下レールにより、コンパクトながら稼働変位量を拡大させました。
- 摩擦型ダンパー（フリクション・ローラー・ダンパー）により、積載荷重に合わせて減衰量が変化します。加えて円弧レールを使用することで、搭載荷重によらない、安定した免震性能を発揮します。
- 上部プレートとレールが分離しないので、免震性能を超える地震が発生しても、外れて転倒することはありません。
